オールホワイツ監督、契約更新


 サッカーワールドカップにて、オールホワイツを無敗の記録に導いたRicki Herbert監督は、Aリーグ、ウェリントン・フェニックスとの契約をさらに2年更新した。これにより彼は2012年-2013年のシーズン終了まで監督に留任する。
 Herbert監督は、ヨーロッパ、アフリカ、アジアのチームからの誘いもあったが、ニュージーランドに留まることに決めた、と語った。彼は、どのチームから申し出があったのかは話すつもりはなく、また数年のうちには海外に移ることも考えにあるという。 しかし、今回は1982年ワールドカップでのオールホワイツの奮闘をフルに生かした上で不成功に終わった、失敗をまた繰り返すことが絶対にないようにチームの傍にいたいというのが、監督の願いである。
 「私たちは人々の夢を実現した。これからも引き続き夢をかなえてゆきたい」と監督。 彼は2014年のブラジルで行われるワールドカップにも監督として留任する予定だが、ニュージーランドサッカー協会と細部調整中で、まだ契約にはサインしていない。
 報道によると監督の年収は5万ドルで、これはサッカーワールドカップの監督の中で最も低い報酬である。しかし、「お金がすべてではないからね」というのが彼のコメントだ。
芸能/スポーツ 2010年7月16日