捕鯨船船長、東京で初公判開始

今年2月、南極海で日本の調査捕鯨船「第2昭南丸」に無断で乗り込む等、艦船侵入や傷害等5つの容疑で逮捕されたアディギル号のPeter Bethune船長の初公判が東京で27日に開かれた。
Bethune氏は木曜日の裁判で、捕鯨船に侵入したのは理由があったと主張した。 銃刀法違反と器物損壊、不法侵入、営業妨害の罪は認めたものの、強い酸性の薬品が入った瓶を撃ち込み、乗組員1人に全治1週間の怪我を負わせたとする傷害罪については、故意ではないと主張、強く否認している。 Harris弁護士は、裁判長3人は公平で的確であり、 Bethune氏は公正な裁判を受けるであろうと語っている。
           (NZ大好き) 2010年5月28日

先日クライストチャーチで、数人からPeterはJailに行くのか?と問われました。NZではとても大きなニュースです。彼の妻と娘に同情が集まっていて、家族がかわいそうだというのがNZのおおかたの世論のようです。禁固何年の判決は受けるだろうが執行猶予がつき、上告がなければ彼はまもなく家族のもとに帰れるだろうと答えておきましたが、今後両国の感情のこじれの原因にならないことを願っています。(呉橋)