ニュージーランド館大当たり。上海万博にて

 中国、上海で2010年万国博覧会が始まった。ニュージーランドのパビリオンは、一晩ですでに大成功を収めた。 Phillip Gibson理事が言うには、開会前にすでに何百人もの観客が、ニュージーランド館入場口に設置された12メートルの鋼とゴムで出来たポフツカワの木 に触りに来た、とのことである。
 「あまりに人気があったので、周囲にバリケードを築かなくてはならなかったほどだ」と、理事が Dominion Post紙にコメントした。
 Gipson氏が言うには、ニュージーランドは、中国館の近くの重要な場所を取ったし、またそこは、上海の主要な橋の一つを使う何百万人の人からよく見える場所でもある、とのこと。 館の外では、ワカ(マオリの船)が彫られ、1800Kgの巨大な翡翠は、すでに注目の的である。
 政府と企業が出資した3000万ドルをかけた最大の呼び物は、ニュージーランドのさまざまな地形を表した屋上庭園である。山岳地帯の野草、泡立つ泥沼、そして美しい海岸などである。 景色の背後にあるのは、ビジネス的な、政治的な目論見だ。「我々の経済的福利に、ますます批判を高めている国で、ニュージーランドを見せつけるよい機会である」とGison氏は言っている。  (NZ大好き) 2010年5月2日