ニュージーランドの市民権

ニュージーランドの市民権に関してのルールがちょっとかわるみたいです。

今までは、ニュージーランドの永住権を取得した後、3年間ニュージーランドにすんでいれば市民権取得への申し込みができたのです。それが今年の4月21日から、3年の期間が5年に延びるそうです。2005年の4月21日以前に永住権を所得し、市民権を希望している人は、永住権取得後3年間ニュージーランドに住んでいれば市民権を獲得できます。その後に永住権を獲得した人たちで3年間ニュージーランドにすんでいる人たちで市民権を希望している人たちは、4月21日までにもうしこまなければならないそうです。この機会を逃すと、5年間ニュージーランドで過ごしてから市民権が獲得となります。

日本人で日本のパスポートを持っている人(日本市民権持ち)でニュージーランド市民になりたい場合は、日本の市民権をなくさなければならなくなります。イギリスなどでは2カ国の市民権をもつことができるのですが、日本はできないのです。日本市民でいるか、ニュージーランド市民になるか、選択しなくてはならないのです。

とりあえず永住権があればニュージーランドでは暮らせます。日本のパスポートがあれば日本でもずっと暮らせます。ですから、日本では日本市民でありニュージーランドでは永住民でいれば、どちらの国でも滞在には不自由しないというわけです。私はニュージーランドの市民になって、ニュージーランドのパスポートを取ろうかと思ったことありましたが、そうしたら日本帰国には3ヶ月のみのスタンプが押されてしまう!と気がつき、今まだ日本市民でおります。日本人でありながら、海外のパスポートをもっているゲートへいかねばならないのも、変な感じがしますよね。まだ日本に親族がいる間はちゃんと日本人でいたいと思っている私です。
(ブログNZの首都ウェリントンの情報3月8日)