キーウィを締め出せ オーストラリア国会議員

2050年までオーストラリアの人口を2千6百万人に維持するためニュージーランド人移民を年間数千人に制限せよと労働党の陣笠議員ケルヴィン・トムソンが語った。

NZからの移民には上限が設けられておらず2003年には16400人だったのが、昨年は47800人にまで増加した。
トムソンは「環境破壊」を避けるため、現在年間213000人の移民を70000人まで制限する必要があると述べた。
特にNZとの間のタスマン海越については「開けっ放しの扉」となっているので、当局は再考すべきだと彼は、水曜日メルボルンのコミュニティグループでスピーチした。
彼によればオーストラリアの人口増加はいまや「暴走列車」状態だ。
「2050年の人口は3千5百万人と予想されているが、とても国を維持できるものではない」.
「人口を2千6百万人に安定させることは、生活レヴェルの低下、交通混雑、未開地保存への有効な対策だ。」
「難民受入枠を現在の年間13750人から20000人に増やすために、技術を持った移民や、家族再会移民枠を減らせ」 「出生ボーナスを廃止、育児手当は2人まで」
人口増加はオーストラリアの経済発展に寄与しているとのケヴィン・ラッド首相の方針に反対してトムソンは、最近繰り返しこの手の発言を繰り返している。(stuff.nz.co 11月12日)
少子化、人口減少に苦しむ日本にはうらやましい論戦ですね。