失業者上昇率が低下

 過去3カ月間で失業者の数が1万人に達したが、その上昇率は急激に下がってきており、社会福祉大臣のPaula Bennett氏はこれは季節労働が始まったことや政府の求職者への支援、そして雇用者が自信を持ち始めた事が理由だと話している。
 9月までの3ヶ月間で、失業手当を受けている人は6万人程おり、その前3カ月間のデータである8万800人程と比較すると19%上昇している。
 しかし、3月の失業者の上昇率が22%で、7月には37%であったことを考えると、19%の上昇は良い傾向であると言え、月単位で見ていくと、8月から9月までの1カ月間では3%のみの上昇で、状況は回復してきているとも言える。
 Bennett大臣は失業手当を求める人が少なくなっていることは喜ばしいが、省は今後も経済の発展と職の確保に努めていくと話している。
(NZ大好き 2009年10月7日)

なかなか楽観は出来ないといわれてますが、NZは失業率の低下まで後一歩ですね。頑張れ!世界経済 (Web管理人)

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