フィッシュ&チップスのフィッシュが絶滅?

 インターナショナル・ヘラルド・トリビューンは11日、海洋生物保護団体の資料を引用して、ニュージーランドの深海でとらえられる魚、ホキ(hoki)がフィッシュバーガーや寿司に使われ、数が減少していると報道した。

 報道によれば、マクドナルド社は自社の人気メニュー、フィレオフィッシュの原料として、ホキを年間700万KG使うという。ホキはもともと人気がない魚だったが、最近になってハンバーバーガーの材料に加工され、おいしい魚に変貌した。そのおかげでニュージーランドは数年の間、ホキ輸出でかなりの収入を得てきたのだが、今になって海洋団体らがこのまま捕獲し続けると、ホキが絶滅すると警告をしてきたのだ。

 もちろんニュージーランド政府も漁獲制限を行い対策は立てているものの、ホキの数は減り続けているという。

2009.9.11

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