国連開発計画新総裁に 前ニュージーランド首相のクラーク氏

 国連開発計画(UNDP)の新総裁に、前ニュージーランド首相のヘレン・クラーク氏が起用された。任期は4年。
 クラーク氏は1999〜2008年にニュージーランド首相を務め、2008年にはUNEP地球大賞を受賞している。クラーク氏は、ニュージーランドを炭素中立(カーボンニュートラル)にする目標を掲げ、同国を環境問題のトップランナーにした。
 また、排出量取引制度、エネルギー戦略及びエネルギー効率・節約戦略を打ち出して、地球温暖化防止、持続可能性への新たな道を拓いた。
 2008年には、ニュージーランドに世界環境デー式典を招致している。【UNEP】

一覧表へ戻る