子供に持たせるランチボックスの中身は?


 調査によるとサンドイッチが子供たちのランチボックスから姿を消し、シリアルバーやポテトチップスが定番となってきたようだ。
 昨日財団法人の国民健康後援機関により100家族から統計結果が、学校での健康的な食生活のガイドラインが発表される5日前に公表された。 多くの回答者は、家族の食生活の向上週間を開始したものの週末には忙しさもあり「習慣」に負けてしまった声も聞かれた。ランチボックスに対してより健康的な選択をすることに戸惑いを感じながらも、多くの親は学校の昼食に対する規則を高く評価しているようだ。

 穀類食パンに少量のオリーブマーガリンもしくはバター、低脂肪タンパク源となるハム類に野菜を十分に入れれば栄養的だが、バターの塗りすぎやチョコレートスプレッドやジャムの使いすぎは問題外だ。しかし、内容にもよるだろうが栄養的にもよく満腹感も得られるサンドイッチでも、子供たちにはそれほど人気のある食べ物ではないようだ。調査を担当した栄養士は、サンドイッチが必ずしもいい昼食である必要はないとした。
 手軽で持ち運びにもよいサンドイッチだが固執する必要はもちろんなく、最近ではパスタサラダや残り物利用したリゾットなど人気が出ており、栄養的にもその代わりとなる食べ物はたくさんある。サンドイッチが少なくなってきた言うよりも、子供たちが食べたい人気の昼食が増えてきて、好みが時代とともに変わってきていることを示していると担当者は語る。

 実際に何がサンドイッチの代わりに食べられているかはさらに調査する必要がある。
 政府などによる健康的な食生活の大々的なキャンペーンにも関わらず、一般家庭ではそんなに重要視されていないようだ。一般消費低迷など経済的な情勢も踏まえて健康食生活は、ついつい「おざなり」になってしまうようだ。
 最近では、家からランチを持ってくることが「かっこよくない」と思う若者が増え、子供たちに昼食を買わせる親もいるそうだ。

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