NZ国勢調査でアジア人急増
アジア系住民が太平洋諸国系を上まわる
国内の人口のうち、アジア人の占める割合が急増していることが、統計局(SNZ)が19日発表した2006年国勢調査の速報で裏付けられた。
それによると、人口に占めるヨーロッパ系の割合は67.6%で、第1位は揺るがないものの、アジア系は35万4,552人で9.2%を占め、太平洋諸国系(アイランダー)の6.9%を抜いた。前回2001年の調査時は5.5%で、アイランダーの約6.5%より約1%少なかったので、この5年間で約50%増加したことになる。2006年の国内人口は7.8%増の403万人となった大きな要因といえそうだ。
その他の人種では、先住民マオリが14.6%となり、前回調査比で14.7%となっている。
アジア人の人口
中国人 14万7,570人
インド人 10万4,853人
韓国人 3万792人
フィリピン人 1万6,938人
日本人 1万1,910人
スリランカ人 8,310人
カンボジア人 6,918人