クライストチャーチ市民が阪神淡路大震災で差し伸べてくれた支援を御存知ですか?

神戸淡路大震災の時、突然、クライストチャーチ市から、家を失った方たちをクライストチャーチで受け入れますよ(もちろん無料で)と当協会へ連絡がありました。これを受けて当時の大阪総領事ペイトンさんやニュージーランド航空のご協力いただき、クライストチャーチへの避難が始まりました。

4月初めから69名の被災者が最長3ヶ月間、クライストチャーチの皆様のお世話になりました。第一便は到着後、市役所へ直行、ヴィッキー・バック市長主催のモーニングティーで歓迎をいただき、ホストファミリーと対面しました。クライストチャーチ市民からの寄付も相次ぎました。子供連れの方は、到着したその日から小学校のクラスに迎えられ「日本だったら考えられない!」と涙ぐんでいました。このヒューマニティーとホスピタリティーを忘れることはできません。

何か役に立ちたいという思いで募金活動をしております。当協会で集めた募金は直接クライストチャーチ市の銀行口座へ「1995年阪神淡路大震災の時の友情を感謝して」と題して送金いたします。
日本ニュージーランド協会(関西)   会長 呉橋真人